【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【35】

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この記事では、村上春樹小説『海辺のカフカ』とその英訳版『Kafka on the shore』の読みくらべをしながら、英語表現を学びます。

村上春樹作品を読んだことのある方も、そうでない方も、文学を楽しみながら一緒に英語を学んでいきましょう

【村上春樹小説『海辺のカフカ』英語版を読む】第35回目の今日は、前回の続き、第一章の続きから。

前回の第34回目はこちら⬇︎
bridge free【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【34】

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【たのしく英語勉強】村上春樹小説『海辺のカフカ』英語版を読む【35】

Shikoku, I decide. That’s where I’ll go.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p11)

行く先は四国ときめている。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p23)

(発音:シコク アイ ディサイド/ ダッツ ウェア アイル ゴー)

(直訳:四国、私は決める。それが私が行くところだ)

★ decide:決める

★ that:それ

★ where:…するところ

★ I’ll:私が(未来に)…する

★ go:行く

 

There’s no particular reason it has to be Shikoku, only that studying the map I got the feeling that’s where I should head.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p11)

四国でなくてはならないという理由はない。でも地図帳を眺めていると、四国はなぜか僕が向かうべき土地であるように思える。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p23,24)

(発音:デアズ ノー パティキュラー リーズン イット ハス トゥ ビー シコク オンリー ザット スタディーイング ザ マップ アイ ゴット ザ フィーリング ザッツ ウェア アイ シュドゥ  ヘッド)

(直訳:四国でなくてはならない特別な理由はない。地図を見てそこが僕の向かうべき場所だという気持ちになっただけだ)

★ there’s:…がある

★ no:ない

★ particular:特に、特有の、異常な

★ reason:理由

★ have to be:…でなくてはならない

★ only that:…だけだ

★ study:勉強する、よく見る、調査する

★ map:地図

★ get the feeling:…という気持ちになる

★ where:…するところ

★ should:すべき

★ head:…に向かって進む

 

The more I look at the map ━ actually every time I study it ━ the more I feel Shikoku tugging at me.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p11)

何度見ても、いや見るたびにますます強く、その場所は僕をひきつける。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p24)

(発音:ザ モア アイ ルック アット ザ マップ / アクチュアリー エヴリ タイム アイ スタディ イット/ ザ モア アイ フィール シコク タギング アット ミー)

(直訳:地図を見れば見るほど、いや実際にはそれを見るたびに、四国が僕を引きつけるのを感じる)

★ the more…the more…:…すればするほど…だ

★ look at:…を見る

★ actually:実は、本当は、やっぱり、そうではなく

★ every time:毎回

★ feel:感じる、思う

★ tug at:…を力いっぱいに引く

 

It’s far south of Tokyo, separated from the mainland by water, with a warm climate.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p11)

東京よりずっと南にあり、本土から海によって隔てられ、気候も温暖だ。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p24)

(発音:イッツ ファー サウス オブ トーキョー セパレイテドゥ フロム ザ  メインランド バイ ウォーター ウィズ ア ウァーム クライメット)

(直訳:それは東京のはるか南で、海によって本土から隔てられ、温暖な気候だ)

★ far:遠く、はるか

★ south:南

★ separate:離す、区切る、隔てる

★ from:…から

★ mainland:本土

★ by:…によって

★ water:水

★ with:と、を持って

★ warm:温暖な

★ climate:気候、風土、情勢

 

I’ve never been there, have no friends or relatives there, so if somebody started looking for me ━ which I kind of doubt ━ Shikoku would be the last place they’d think of.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p11)

これまで一度も訪れたことのない土地であり、そこにはひとりの知りあいも、ひとりの親戚もいない。だからもし誰かが僕のゆくえを探すとしても(そんな人間が出てくるとは思えないけれど)、四国に目を向ける可能性はない。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p24)

(発音:アイヴ  ネヴァー ビン デア  ハヴ ノー フレンズ オア レラティヴ デア ソー イフ サンバディ スターテット ルッキン フォー ミー/ ウィッチ アイ カインド オブ ダウト/ シコク ウドゥ ビー ザ ラスト プレイス ゼイドゥ ティンク オブ)

(直訳:そこには一度も行ったことがなく、ひとりの友人や親戚もいない、なのでもし誰かが僕を探し始めたとしても━ そんなことはほぼ無いと思うが ━ 四国は彼らが思いつくであろう最後の場所になるだろう)

★ have been (to)…:….に行ったことがある

★ never:決して…ない、一度もない

★ there:そこ

★ have:持っている

★ no:ない

★ friend:友達

★ or:あるいは

★ relative:親戚

★ so:だから

★ if:もし

★ somebody:誰か

★ start:始める

★ look for:探す

★ which:それは、であるが、どれ

★ kind of:ほとんど、ある程度において

★ doubt:疑う、信用しない、なさそうだと思う

★ would be:なるだろう

★ last:最後の、最も…しない

★ place:場所

★ they’d:they would、彼らが…するであろう

★ think of:思いつく、思い出す、考える

 

以上、【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【35】はここまで。

博士 マーカーは覚えておくと使える英語表現です。

今回でてきた the more…,the more…  (…すればするほど….だ)は様々な場面で使えます。

・The more you get, the more you want.
(手に入れれば入れるほど、もっと欲しくなる =欲にはきりがない)

・The more I look at it, the more beautiful it looks.
(見れば見るほど美しい)

・The more I know him, the more I like him.
(彼を知れば知るほど好きになる)

・The more I think about it, the more I get confused.
(考えれば考えるほど分からなくなってくる)

すこしずつわかる英語表現が増えると、本を読むのも楽しくなりますね ♪

お話は次回の【村上春樹英語版を読む36】に続きます。⬇︎

今日学習したパートはこちら⬇︎

訳なしで読んでみましょう。

Shikoku, I decide. That’s where I’ll go. There’s no particular reason it has to be Shikoku, only that  studying the map I got the feeling that’s where I should head. The more I look at the map ━ actually every time I study it ━ the more I feel Shikoku tugging at me. It’s far south of Tokyo, separated from the mainland by water, with a warm climate. I’ve never been there, have no friends or relatives there, so if somebody started looking for me ━ which I kind of doubt ━ Shikoku would be the last place they’d think of.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p11)

分からなかった部分は、上に戻ってチェックしてみて下さいね♪

【村上春樹英語版を読む36】に続きます。
bridge free【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【36】

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博士 村上春樹の『海辺のカフカ』は世界中で読まれている小説です。

英語に翻訳された『Kafka on the Shore』ニューヨークタイムズ紙で年間のベストブック10冊に選ばれるなど、高い評価を受けています。

海辺のカフカ【英語版】

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海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

1Q84【英語版】

1Q84: Books 1 and 2

 

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