一生に一度の海外旅行、後悔のないものにしたいですよね。
旅行が終わったあとになって「ここにも行っておけばよかった」なんて事態はさけたいものです。
本記事では、オーストラリアのウルル・エアーズロックの魅力を、2泊3日の滞在記でお伝えします。
ウルル・エアーズロックに行く予定のある方、少しでも興味がある方は必見です。
外せない見どころから注意点まで細かく書きましたので、旅の参考にして下さいね。
【ウルル/エアーズロック】滞在記 2泊3日プラン【オーストラリア観光】
エアーズロックって?
エアーズロックは、世界で2番目に大きな一枚岩です。
オーストラリアの(ほぼ)中心に位置し、その一帯はユネスコ世界遺産に登録されています。
オーストラリアの先住民はこの場所をウルルと呼び、世界の中心であり、神聖な場所として大切にしています。
映画『世界の中心で愛をさけぶ』でもおなじみですね。
ウルル1日目:シドニーからエアーズロックへ
10:40 シドニー空港 発 ⇒ 12:40 エアーズロック空港 着
シドニーを朝10:40に出発し、2時間ほどでエアーズロックに到着します。
エアーズロックへは日本からの直行便はないので、オーストラリア内での乗換が必要です。
シドニー、メルボルン、ブリスベンからの便が一般的です。
その他、アリススプリングスやアデレードからの直行便もあります。
シドニーの見どころはコチラ⬇︎
【絶対に行くべき!】シドニーおすすめスポット5選【オーストラリア観光】
エアーズロック空港に着いたら、宿泊施設のあるエアーズロックリゾートへ向かいます。
空港から格宿泊施設までは、無料シャトルバスでアクセスできます。
空港の建物を出るとすぐにバス停があるので、目的の宿泊施設に行くシャトルバスに乗ります。
シャトルバスの予約は特に必要ありませんでした。
13:40 エアーズロックリゾートに到着
エアーズロックリゾートに到着したら、宿泊施設でチェックインを済ませます。
今回は、アウトバック・パイオニア・ロッジに宿泊しました。
こちらは、リゾートの中では1番安く泊まれる施設で、予算をおさえたいなら絶対にここがおすすめです。
20人部屋のドミトリーでしたが、清潔で快適でした。
チェックインは15:00以降とのことだったので、荷物を預けてリゾート内を探索することにしました。
14:00 エアーズロックリゾート内探索
エアーズロックリゾートは、歩いて一周40分ほどの小さな村です。
宿泊施設やレストラン、スーパーマーケット、ラクダ牧場などがあります。
20分間隔でリゾートを一周する無料シャトルバスが走っているので移動には困りません。
エアーズロックに着いたら、まずやらなければならない事があります。
飲み水の確保です。
エアーズロックは砂漠の真ん中にあり、真夏には気温は40度近くまで上がります。
熱中症になってしまっては、せっかくの旅行が台なしです。
今回エアーズロックに行ったのは10月(南半球の春)でしたが、直射日光が強く10分歩いただけでバテるほどでした。
飲み物は、リゾート内タウンスクエアのスーパーマーケットで購入できます。
ここがエアーズロック周辺で唯一のスーパーマーケットです。
次の日のことも考えて、水2リットルと今日のご飯と次の日の朝食を買いました。
タウンスクエアにはレストランやカフェもありますが、リゾート価格でちょっとお高い。
予算をおさえたい場合は、スーパーでご飯も買っておくのがおすすめです。
※外に出る時は必ず日焼け止めを塗って下さいね。
17:00 イマラング展望台にてエアーズロック鑑賞
ホテルに戻り、少し休憩した後は、エアーズロックを見にイマラング展望台へ。
イマラング展望台(Imalung Lookout)は、円になっているエアーズロックリゾートの真ん中にある展望台です。
アウトバック・パイオニア・ロッジからは徒歩10分程度でアクセスできます。
写真で何度も見たことのあるエアーズロックでしたが、実際に見ると本当に幻想的で感動しました。
ちょうどサンセットを見ることができました。
人も少ないので、ゆっくり写真を撮りたい人にもおすすめの場所です。
19:30 フィールド・オブ・ライト ツアーに参加
日が暮れた後は、フィールド・オブ・ライト(Field of Light) ツアーに参加しました。
フィールド・オブ・ライトは、色とりどりの電球が砂漠を彩るイルミネーションイベントです。
電球の数は5万個以上なんだとか。
真っ暗な中、光るお花畑を散歩しているような、不思議な体験ができます。
※朝と夜は昼間が嘘だったみたいに冷えますので、必ず長袖を持っていって下さいね。
必要のない時は小さくたためるライトダウンを1枚持っているのが理想です。
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ホテルまではツアーのバスが送迎してくれました。
こちらはウルル・カタジュタ国立公園外にあるので、国立公園への入場券は必要ありません。
ツアーに参加しないと会場へは入れないので注意して下さい。
ツアー詳細はこちらでチェックできます。⬇︎
21:00 ホテルに戻り1日目終了
ホテルに戻り、1日目終了です。
アウトバック・パイオニア・ロッジ内には、エアーズロックが見える展望台があります。
夜は真っ暗なので、もちろんエアーズロックは見えませんが、この展望台からは星空が綺麗に見えます。
暖かい格好をしてぜひ行ってみて下さいね。
きっと感動します。
ウルル2日目:【ウルル・カタジュタ】サンライズ・サンセットツアー
4:50 ウルル・サンライズ&カタジュタ散策 ツアー
2日目は、サンライズ・カタジュタ散策ツアーに参加しました。
朝4:50am集合。
あたりはまだ真っ暗です。
朝日が見えるポイントまでバスで移動してサンライズを待ちます。
朝日に照らされた美しいエアーズロックを見ることができました。
早起きしたかいがあります。
日の出まで外で過ごすことになりますので、暖かい上着をお忘れなく。
エアーズロックの次は、カタジュタ散策。
またバスで移動します。
カタジュタとは、オーストラリアの先住民の言葉で「多くの頭」という意味。
その名の通り、丸みを帯びた岩山がいくつも並んでいます。
エアーズロックと同様、オーストラリア先住民の聖地で、ユネスコ世界遺産のひとつです。
風の谷のナウシカの舞台になったなんて噂もあります。
途中、カタジュタが綺麗に見えるポイントに寄って、記念撮影。
ここからは、遠くにエアーズロックの姿も見えました。
ちょうど太陽の真下にエアーズロックが見えます。
周りにあるはずのものは遠すぎて何も見えません。
こうして遠くからエアーズロックを見ると、その大きさを実感しますね。
カタジュタに着くと、早速散策です。
ガイドさんに続いて、岩に囲まれた大自然の中を進んでいきます。
その大きな岩山に囲まれると、この土地が越えてきたであろう長い年月を感じることができます。
まだ朝ということもあり寒いですが、直射日光が強い(写真⬇︎2枚目:眩しすぎて何も見えない)ので、サングラスと日焼け止めは必須です。
また、気温が上がるにつれて大量のハエが発生します。
ハエが好きではない人はハエよけネット(写真⬇︎3枚目:仲良し夫婦)を買っておいた方がいいです。
彼らに虫除けスプレーなど無力です….。
ハエよけネットは現地ホテルの売店などで購入可能です。
安くすませたい方はアマゾンがおすすめ。⬇︎
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砂埃がすごいので、汚れてもいい運動靴で行くのがおすすめです。
ウルル・カタジュタ国立公園へ入るには、入場券(25ドル・3日間有効)が必要になります。
入場券がツアーに含まれている場合は、別途購入する必要はありません。
今後のツアーでも必要になる場合があるので、入場券をもらったら無くさないようにしましょう。
風の谷に行ったらナウシカの世界を知りたくなって原作漫画を読んでみました⬇︎
【原作漫画版】風の谷のナウシカの闇が深すぎた ① (あらすじ・魅力紹介)
10:30 午前のツアー終了、午後のツアーまで休憩
10:30ごろ午前のサンライズツアーが終わり、ホテルに戻ってきました。
午後のサンセットツアーまでは空き時間です。
この時間に、タウンスクエアのスーパーマーケットで、水や食糧の調達を済ませます。
まだ時間があったので、ラクダ牧場に遊びに行きました。
ラクダ牧場はエアーズロックリゾート内にあるので、無料シャトルでアクセスできます。
こちらでは、ラクダに乗ることもできます。
ラクダに乗らない場合も、無料で入場できるので自由にラクダを見学できます。
今回はラクダには乗りませんでしたが、ラクダをこんなに間近で見るのは初めてだったのでとても楽しめました。
可愛いラクダに癒されること間違いなしのおすすめスポットです。
ラクダの他にも、羊、ロバ、エミューや牛にも会えました。
ちなみにここからもエアーズロックを見ることができます。
(写真⬆︎3枚目:奥に見える山がエアーズロック)
14:30 ウルル・山麓観光とサンセット ツアー
ラクダ牧場から戻り、しっかりお昼寝をした後は、午後のツアーです。
午後は、ウルルの山のふもとの散策&サンセットツアーです。
夏は、半日外にいるだけでクタクタに疲れてしまいますので、午後ツアーの前にしっかり休んでおくことをおすすめします。
14:30にツアーバスがホテルに迎えに来て、ウルルのふもとへと出発します。
ウルルのふもと散策では、ツアーガイドさんが、エアーズロックの滝や洞窟に案内してくれました。
滝は、雨が降った時にしか出現しないんだとか。
今回は完全に干上がっていました…。(写真⬆︎)
旅行中に雨が降ってしまうのは残念なことですが、そんな時しか見れないものもあるんですね。
洞窟では、オーストラリアの先住民が残した壁画を見ることができます。(写真⬇︎2枚目)
オーストラリアの先住民は文字文化を持たなかったため、物語はこのような壁画に描かれ、語り継がれたと言われています。
彼らにとって洞窟は、家族が集う大切な場所であったようです。
ふもとの散策の後は、いよいよサンセット。
エアーズロックが綺麗に見えるポイントまでバスで移動します。
ここでは、軽食やワインを楽しみながらサンセットを見ることが出来ました。
暑さにバテて今回はアルコールを飲むことは出来ませんでしたが、隣のお姉さんのワインにエアーズロックが綺麗に写っていました!
オシャレな写真を撮りたい方はぜひやってみて下さいね。
夕日に照らされ、だんだんその色を変えていくエアーズロック。
美しいです。
帰りのバスの中では、ツアーガイドさんがいろんなお話をして下さいました。
エアーズロックと先住民の歴史、
エアーズロックでのガイドさんの体験談、
彼が一人の先住民の方と共に時間を過ごし、言語と文化の壁を越えて感情を共有しあったお話、
彼がエアーズロックのガイド長年続けている理由…。
とても心温まる深いお話で、いろんなことを考えさせられました。
バスを降りる時には、多くのツアー客がガイドさんにハグをしてその感謝を伝えていました。
19:30 ホテルに戻り2日目終了
ホテルに戻り、2日目終了です。
アウトバック・パイオニア・ロッジ内のハンバーガー屋さんで夕食をとり、展望台で星空を眺めてから部屋に戻りました。
ウルル3日目:エアーズロックからブリスベンへ
5:00 イマラング展望台にて星空とサンライズ鑑賞
エアーズロック最終日。
早起きしてイマラング展望台へ向かいます。
あたりはまだ真っ暗で、スマホの光をたよりに何とか展望台までたどり着きました。
周りに光はなく、空には満点の星が広がっています。
展望台には他に誰もいませんでした。
日の出までの間、ひとりでその贅沢な景色にひたりました。
日の出まであと20分、地平線がオレンジ色に染まってきます。
エアーズロックの姿も見えてきました。
(写真⬆︎の右にある影がエアーズロックです)
オレンジ色に染まる地平線と、空に輝く星たち、姿を現すエアーズロック。
時間が止まればいいのにと思った一瞬でした。
10:15 エアーズロック空港 発 ⇒ 13:40 ブリスベン空港 着
部屋に戻り荷造りを済ませたら、ホテルをチェックアウトします。
空港までは無料のシャトルバスで向かいます。
空港へのシャトルバスは数が限られていますので、事前に出発時間を確認しておきましょう。
空港に着き、2泊3日のエアーズロックの旅も終わりです。
自然の大きさや歴史に触れ、先住民たちの想いについて考えさせられる、楽しく深い旅になりました。
以上、オーストラリア【ウルル / エアーズロック】2泊3日の旅行記でした。
旅の参考にしていただけたら嬉しいです。
エアーズロックに行く際には、水分を十分にとり、熱中症にならないように気をつけて下さいね。
サングラス、日焼け止め、帽子、必須です。
夜は夏でもびっくりするくらい冷えますので、防寒着もお忘れなく。
“世界の中心”で、ぜひ素敵な思い出を作って下さい。
⬇︎ツアー情報も参考にどうぞ。
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