【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【13】

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勉強 楽しく英語を勉強する方法を探していますか?

この記事では、村上春樹小説『海辺のカフカ』とその英訳版『Kafka on the shore』の読みくらべをしながら、英語表現を学びます。

村上春樹作品を読んだことのある方も、そうでない方も、文学を楽しみながら一緒に英語を学んでいきましょう

【村上春樹小説『海辺のカフカ』英語版を読む】第13回目の今日は、前回の続き「カラスと呼ばれる少年」から。

前回の第12回目はこちら⬇︎
sunset【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【12】

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【たのしく英語勉強】村上春樹小説『海辺のカフカ』英語版を読む【13】

People will bleed there, and you will bleed too.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

何人もの人たちがそこで血を流し、君自身もまた血を流すだろう。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:ピーポー ウィル ブリード デア アンド ユー ウィル ブリード トゥー)

(直訳:人々はそこで血を流すだろう、そして君もまた血を流すだろう)

☞ people:人々

☞ will:〜するだろう

☞ bleed:血を流す

☞ too:〜もまた

 

Hot, red blood.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

温かくて赤い血だ。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:ホット レッド ブラッド)

(直訳:熱くて赤い血)

☞ hot:熱い、熱がある

☞ red:赤い

☞ blood:血

 

You’ll catch that blood in your hands, your own blood and the blood of others.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

君は両手にその血を受けるだろう。それは君の血であり、ほかの人たちの血でもある。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:ユール キャッチ ザット ブラッド イン ユア ハンズ, ユア オン ブラッド アンド ザ ブラッド オブ アザーズ)

(直訳:君は手の中にその血を受け止めるだろう、君自身の血と他の人たちの血を)

☞ catch:つかまえる、受け止める

☞ own:自分自身の

☞ other:他のもの、他の人

 

And once the storm is over you won’t remember how you made it through, how you managed to survive.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

そしてその砂嵐が終わったとき、どうやって自分がそいつをくぐり抜けて生きのびることができたのか、君にはよく理解できないはずだ。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:アンド ワンス ザ ストーム イズ オーヴァー ユー ウォント リメンバー ハウ ユー メイド イット スルー, ハウ ユーマネッジドゥ トゥ サヴァイヴ )

(直訳:そして一旦嵐が過ぎると、君はどうやってそれを乗り切ったのか、どうやってどうにか生きのびたのか、思い出せないだろう)

☞ once:一度、いったん〜すれば

☞ over:越えて、過ぎて、終わって

☞ won’t:will not の短縮、しないだろう

☞ remember:覚えている、思い出す

☞ how:どのように

☞ make it through:うまくやる、乗り切る

☞ manage:処理する、都合をつける、どうにかやっていく

☞ survive:生き残る、助かる

 

You won’t even be sure, in fact, whether the storm is really over.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5,6)

いやほんとうにそいつが去ってしまったのかどうかもたしかじゃないはずだ。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:ユー ウォン イーヴン ビー シュア イン ファクト ウェザー ザ ストーム イズ リアリー オーヴァー)

(直訳:それどころか、君はその嵐が本当に過ぎたのかどうかさえも確信しないだろう)

☞ even:〜でさえ、〜すら

☞ be sure:確信する

☞ in fact:実際は、それどころか

☞ whether:〜かどうか

 

But one thing is certain.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p6)

でもひとつだけはっきりしていることがある。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:バット ワン ティング イズ サートゥン)

(直訳:ひとつのことは確実だ)

☞ one:ひとつの

☞ thing:もの、こと

☞ certain:確実な、確かで

 

When you come out of the storm you won’t be the same person who walked in.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p6)

その嵐から出てきた君は、そこに足を踏みいれたときの君じゃないっていうことだ。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:ウェン ユー カム アウト オブ ザ ストーム ユー ウォン ビー ザ セイム パーソン フー ウォークドゥ イン)

(直訳:君がその嵐から出てきたとき、君はそこに足を踏み入れたのと同じ人ではないだろう)

☞ when:〜するとき

☞ come out of:〜から出てくる、抜ける

☞ be:〜である

☞ same:同じ

☞ person:人間、人

☞ who:〜する人

☞ walk in:歩み入る

 

That’s what this storm’s all about.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p6)

そう、それが砂嵐というものの意味なんだ。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p12)

(発音:ダッツ ワット ディス ストームズ オール アバウト)

(直訳:それがこの嵐の全てだ)

☞ That’s what 〜 is all about.:それが 〜の全てだ、それが〜というものだ

 

以上、【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【13】はここまで。

博士マーカーの英語表現は、覚えておくと便利な言い回しです。

今回でてきた That’s what ~ is all about は決まり文句としてよく使われます。

That’s what it’s all about.

「結局それに尽きる」「つまるところそういうものだ」というニュアンスになります。

ひとつずつわかる単語を増やしていくと、本を読むのが楽しくなりますね♪

お話は次回の【村上春樹英語版を読む14】に続きます。⬇︎

今日学習したパートはこちら⬇︎

訳なしで読んでみましょう。

People will bleed there, and you will bleed too. Hot, red blood. You’ll catch that blood in your hands, your own blood and the blood of others.

And once the storm is over you won’t remember how you made it through, how you managed to survive. You won’t even be sure, in fact, whether the storm is really over. But one thing is certain. When you come out of the storm you won’t be the same person who walked in. That’s what this storm’s all about.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5,6)

分からなかった部分は、上に戻ってチェックしてみて下さいね♪

お話の続き【村上春樹小説英語版を読む14】はこちら⬇︎次回はこの章の最終回。
sunset【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【14】

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博士村上春樹の『海辺のカフカ』は世界中で読まれている小説です。

英語に翻訳された『Kafka on the Shore』ニューヨークタイムズ紙で年間のベストブック10冊に選ばれるなど、高い評価を受けています。

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