【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【11】

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勉強 楽しく英語を勉強する方法を探していますか?

この記事では、村上春樹小説『海辺のカフカ』とその英訳版『Kafka on the shore』の読みくらべをしながら、英語表現を学びます。

村上春樹作品を読んだことのある方も、そうでない方も、文学を楽しみながら一緒に英語を学んでいきましょう

【村上春樹小説『海辺のカフカ』英語版を読む】第11回目の今日は、前回の続き「カラスと呼ばれる少年」から。

前回の第10回目はこちら⬇︎
sunset【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【10】

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【たのしく英語勉強】村上春樹小説『海辺のカフカ』英語版を読む【11】

The sandstorm draws steadily closer.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

その砂嵐はこちらをめがけてどんどん近づいてくる。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:ザ サンドストーム ドゥローズ ステドゥリー クローサー)

(直訳:砂嵐はどんどん詰めよる)

☞ sandstorm:砂嵐

☞ draw closer:詰めよる

☞ steadily:着実に、どんどん

 

I can feel the air pressing on my skin.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

僕はその風圧を遠くから肌に感じることができる。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:アイ キャン フィール ズィ エアー プレッスィング オン マイ スキン)

(直訳:僕の肌を圧迫する大気を感じることができる)

☞ can:〜できる

☞ feel:感じる

☞ air:空気、大気

☞ press:押しつける、圧迫する

☞ skin:皮膚、肌、皮

 

It really is going to swallow me up.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

それは今まさに僕を呑みこもうとしている。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:イット リアリー イズ ゴーイング トゥ スワロウ ミー アップ)

(直訳:それは本当に僕を飲み込もうとしている)

☞ really:本当に、実際に

☞  be going to:(未来に) 〜する

☞ swallow up:飲み込む

 

The boy called Crow softly rests a hand on my shoulder, and with that the storm vanishes.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

やがてカラスと呼ばれる少年は僕の肩にそっと手を置く。すると砂嵐は消える。でも僕はまだ目を閉じたままでいる。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:ザ ボーイ コールドゥ クロウ ソフトリー レスツ ア ハンド オン マイ ショルダー アンド ウィズ ザット ザ ストーム ヴァニシーズ)

(直訳:カラスと呼ばれる少年が僕の肩にそっと手を置き、それとともに嵐は消える)

※原文「でも僕はまだ目を閉じたままでいる。」の部分はここでは英語版に訳されていません。

☞ called 〜:〜と呼ばれる

☞ crow:カラス

☞ softly:静かに、柔らかに、優しく

☞ rest …on 〜:〜に…を置く

☞ shoulder:肩

☞ with that:それとともに

☞ storm:嵐

☞ vanish:消える、見えなくなる

 

“From now on ━ no matter what ━ you’ve got to be the world’s toughest fifteen-year-old.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年にならなくちゃいけないんだ。なにがあろうとさ。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:フロム ナウ オン / ノー マター ワット / ユーヴ ガット トゥ ビー ザ ワールズ タフェスト フィフティーン イヤー オールド)

(直訳:これから先、なにがあろうとも、君は世界で最もタフな15歳にならなければいけない)

☞ from now on:これから先、これ以降

☞ no matter what:なにがあっても、なんであろうと

☞ have got to :しなければならない

☞ be:である

☞ world’s:世界の

☞ toughest:tough の最上級、最もタフな

 

That’s the only way you’re going to survive.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

そうする以外に君がこの世界を生きのびていく道はないんだからね。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:ダッツ ズィ オンリー ウェイ ユア ゴーイング トゥ サヴァイブ)

(直訳:それが君が生き残るただ一つの道だ)

☞ the only way:ただ一つの道

☞ only:唯一の、ただ〜だけの

☞ way:道、方法

☞ survive:生き残る、助かる

 

And in order to do that, you’ve got to figure out what it means to be tough. You following me?”

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

そしてそのためには、ほんとうにタフであるというのがどういうことなのか、君は自分で理解しなくちゃならない。わかった?」

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:アンド イン オーダー トゥ ドゥ ザット, ユーヴ ガット トゥ フィギュア アウト ワット イット ミーンズ トゥ ビー タフ/ ユー フォロウィング ミー)

(直訳:それをするために、君はタフであるというのが何を意味するのかを理解しないといけない。わかった?)

☞ in order to:〜するために

☞ that:それ、あれ

☞ have got to:しなければならない

☞ figure:図形に表す、判断する、考える

☞ figure out:理解する、解く

☞ mean:意味する

☞ what it means to 〜:〜とは何か

☞ tough:タフな、頑丈な

☞ follow:ついていく、わかる

☞ You following me?:理解してる?、ついてきてる?

 

I keep my eyes closed and don’t reply.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

僕はただ黙っている。

村上春樹 『海辺のカフカ』親潮社 (p11)

(発音:アイ キープ マイ アイズ クローズドゥ アンド ドント リプライ)

(直訳:僕は目を閉じたまま返事をしない)

※先ほど訳されていなかった、「目を閉じたまま」という部分が英語版ではこの文に入っています。

☞ keep:維持する、〜し続ける、取っておく

☞ closed:閉じた

☞ reply: 返事をする

 

 

以上、【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【11】はここまで。

博士 マーカーの英語表現は、覚えておくと便利な言い回しです。

今回でてきた (Are) You following me? は相手が話を理解しているか確認する時のフレーズです。

「話についてきてる?」「わかる?」

と聞くのに使えます。

ひとつずつわかる単語を増やしていくと、本を読むのが楽しくなりますね♪

お話は次回の【村上春樹英語版を読む12】に続きます。⬇︎

今日学習したパートはこちら⬇︎

訳なしで読んでみましょう。

The sandstorm draws steadily closer. I can feel the air pressing on my skin. It really is going to swallow me up.

The boy called Crow softly rests a hand on my shoulder, and with that the storm vanishes.

“From now on ━ no matter what ━ you’ve got to be the world’s toughest fifteen-year-old. That’s the only way you’re going to survive. And in order to do that, you’ve got to figure out what it means to be tough. You following me?”

I keep my eyes closed and don’t reply.

Haruki Murakami 『Kafka on the Shore』Knopf Doubleday Publishing Group(p5)

分からなかった部分は、上に戻ってチェックしてみて下さいね♪

お話の続き【村上春樹小説英語版を読む12】はこちら⬇︎
sunset【たのしく英語勉強】村上春樹 小説『海辺のカフカ』英語版を読む【12】

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博士 村上春樹の『海辺のカフカ』は世界中で読まれている小説です。

英語に翻訳された『Kafka on the Shore』ニューヨークタイムズ紙で年間のベストブック10冊に選ばれるなど、高い評価を受けています。

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