この記事は、『サピエンス全史』を始め、本から得た情報をもとに、世界の出来事を年表にまとめたものです。
随時更新中です。
『サピエンス全史』はオーディブル⬇︎で一冊無料で聞けます。
【世界史年表】世界の成り立ちまとめ【サピエンス全史】
135億年前:物質・エネルギー・時間・空間が誕生 (ビックバン)
➡︎ その30万年後:物質とエネルギーが融合し始め原子を成し、原子が結合して分子ができる
45億年前:地球が形成される
38億年前:地球と呼ばれる惑星の上で特定の分子が結合し、有機体(生物)が出現
600万年前:ヒトの祖先とチンパンジーの祖先が分かれる
250万年前:東アフリカで、人類 (猿人から進化したアウストラロピテクス属)が誕生
最初の石器
200万年前:人類が北アフリカ・ヨーロッパ・アジアの広い範囲に進出
それぞれの地に適するように、それぞれ異なる方向へ進化する
ホモ・エレクトスが現れる (東アジア)
50万年前:ヨーロッパと中東でネアンデルタール人(50万年前〜3万年前)が現れる
30万年前:火が日常的に使われるようになる
20万年前:東アフリカでホモ・サピエンス(20万年前〜現在)が現れる
10万年前:ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の遭遇 (地中海東のレヴァント地方:ネアンデルタール人の縄張り)
ホモ・サピエンスが引き上げる結果となる
7万年前(〜3万年前):ホモ・サピエンスの認知革命 (新しい思考と意思疎通の方法の登場)
舟、ランプ、弓矢、針の発明 (〜3万年前)
ホモ・サピエンスがアフリカ大陸の外へ拡がる
4万5千年前:ホモ・サピエンスがオーストラリア大陸に住みつく
オーストラリア大陸の大型動物相が絶滅
3万2千年前:象牙彫りの「ライオン人間」の像 (ドイツのシュターデル洞窟で発見)
3万年前:フランス南部ショーヴェ洞窟の壁にヒトの手形
3万年前:ネアンデルタール人が絶滅
3万年前:スンギルでマンモス猟文化に属する埋葬地 (1955年発見)
(マンモスの牙でできた珠を糸に通したもの、マンモスの牙で作られた腕輪、キツネの歯で飾った帽子、50歳くらいの男性の骨格)
➡︎同じ遺跡の他の墓に納められていた品の数は、これよりはるかに少なかったことから、階層的な社会で暮らしていたと推定される。
(マンモスの牙、キツネの歯で装飾された品にかこまれた12,3歳の少年と9,10歳の少女の骨格)
➡︎力量のない子供が豪華な埋葬をされていることから、当時の人々が文化的信念のもとで暮らしていたと推定される。
1万8千年前:最後の氷河期が終わり、温暖化の時代が始まる
1万6千年前:ホモ・サピエンスがアメリカ大陸に住みつく
アメリカ大陸の大型動物相が絶滅
1万5千年前:飼い慣らされた犬が存在していた証拠あり
ラスコー洞窟の壁画(2万年前〜1万5千年前)
14,500年前:レヴァント地方でナトゥーフ文化 (〜11,500年前)
1万3千年前:ホモ・フローレシエンシスが絶滅
ホモ・サピエンスが唯一の人類種となる
1万2千年前:農業革命 (植物の栽培化・動物の家畜化・定住)
農地革命は様々な場所でそれぞれ独立した形で発生したと考えられている。
(農地改革➡︎人口の増加、食糧の多様性の減少による免疫力低下と不作のリスク増加、定住による感染症リスクの増加、蓄えをめぐる争いの増加)
農業革命前(1万2000年前)の人口:狩猟採集民:500万〜800万人
農業革命後 (2000年前)の人口:狩猟採集民:100万〜200万人、農耕民:2億5千万人
11,500年前:トルコ南東部ギョべクリ・テペで記念碑的構造物 (1995年発見)
(農耕以前の狩猟採集民が建設したと考えられている。建設を支えるために狩猟採集から栽培化への移行が必要だったのではないか?村➡︎神殿の順ではなく、神殿➡︎村の順の可能性)
1万2000年前:海水面上昇によりオーストラリア本土からタスマニアが切り離される
(島には数千人の狩猟採集民が取り残され、19世紀にヨーロッパ人が来るまで他の人間との接触を断たれた)
9000年前:「手の洞窟」アルゼンチン
紀元前3100年:ナイル川下流全域が統一されエジプト王国となる(最初の王国)
紀元前3000年紀半ば:古代メソポタミアの銀のシェケル(通貨 1=銀8.33グラム)
紀元前3500年〜紀元前3000年:シュメール人が書記(=脳の外で情報を保存して処理するシステム)を発明
シュメール人の書記体系では、2種類の記号が使われ、それが粘土板に刻まれた
1、10、60、600、3600、36,000を表す記号と、人や動物、品物、領土、日付などを表す記号の2種類 (パーシャル・スクリプト)
税の支払いや負債の累積、資産の所有などを記録した
紀元前3000年〜紀元前2500年:しだいに多くの記号がシュメール語の書記体系に加えられ、楔形文字(フル・スクリプト)に変わっていった
エジプト人は象形文字という別の書記体系(フル・スクリプト)を開発
紀元前2500年:ストーンヘンジ (イギリス)
紀元前2250年:最初の帝国 (サルゴンのアッカド帝国)
紀元前1776年:ハンムラビ法典が刻まれた石柱(メソポタミアの大半を支配するバビロニア帝国の法制度)
紀元前1200年:エジプトの墳墓で2頭の雄牛が鋤で畑を耕している絵画
紀元前1200年:中国で書記体系が発達 (フル・スクリプト)
紀元前1000年〜紀元前500年:中央アメリカで書記体系が発達(フル・スクリプト)
紀元前1000年:ヒンドゥー教のカースト制
紀元前640年:アナトリア西部リュディアで世界初の硬貨
ペルシア帝国 (政治的秩序)
インドの仏教
中国の漢帝国
地中海のローマ帝国
キリスト教
イスラム教
1346年:モンゴル軍が包囲した黒海沿岸の都市カッファに伝染病の死体を投げこみ生物兵器として使用する (ペストの始まり?)
1519年:エルナン・コルテス(スペイン人)率いるコンキスタドールがメキシコ(アステカ族)に侵入
1727年:ジョージ二世即位、アイザック・ニュートン死去 (イギリス)
1728年2月:ジョン・ハンター誕生 (スコットランド)
1740年:オーストリア継承戦争勃発
1756年:七年戦争開戦
1760年:ジョージ三世即位 (イギリス)
1768年:クック発航海 (タヒチ・ニュージーランド・オーストラリア)
1771年:クック帰還、様々な種子・植物標本・動物標本・海洋生物・金銀財宝をイギリスに持ち帰る
1773年:ボストン茶会事件
1775年:アメリカ独立戦争始まる
1776年7月4日:アメリカ独立宣言
1779:クック、ハワイにて死去
1787年:ジョン・ハンター、アダム・スミスを治療
『オオカミ、ジャッカル、犬はみな同種であることを示す観察』の論文が掲載
1787年:ニューサウスウェールズに初の受刑者が移送される
1788年:ニューヨークにて、外科医のしたい泥棒行為への暴動が起こる
1789年:バスティーユ牢獄襲撃
1791年:ハイドン、ジョン・ハンターの治療を辞退
1792年:フランス共和国宣言
1793年:ルイ十六世処刑。フランスがイギリスに宣戦布告
1793年:ジョン・ハンター死去
1796年:エドワード・ジェンナー、天然痘ワクチン初接種に成功
科学革命
ヨーロッパ人がアメリカ大陸と各海洋を征服し始める
資本主義が台頭する
1815年:ナポレオン、ワーテルローにて敗北
1817年:コレラの世界的大流行がインドから始まる
1859年:ダーウィン『種の起源』刊行
1865年:アメリカで奴隷制が非合法となる
1895年:レントゲンが「X線」の発見を報告
産業革命
※画像はイメージです
随時更新中です。
以上、【世界史年表】世界の成り立ちまとめでした!
この記事は★『サピエンス全史』などの書籍を参考にしています。
『サピエンス全史』は、イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリによって、人類のこれまでについて書かれた本です。
全世界で1200万部以上読まれたベストセラーです。
かなり面白いのでぜひ読んでみてください。
(2011年:ヘブライ語初版・2014年:英語初版・2016年:日本語初版)
『サピエンス全史』が一冊無料できける「オーディブル」については、こちらで詳しく説明しています⬇︎
【オーディオブック】無料で本をゲットしてみた【おすすめ勉強法】その他の参考文献:
★『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』(ウェンディ・ムーア著 英版2005年)
★『世にも奇妙な人体実験の歴史』(トレヴァー・ノートン著 英版2010年)